ハイブリッド・クラウド&ソフトウェア ソリューションガイド

TOP > ビジネス・プロセス変革 (コラム)

デジタル・シフトする社会に対応すべく、業務プロセスを最適化し継続的に改善
プロセス・トランスフォーメーションで会社力を強化

ビジネス・プロセス変革 (コラム)

業務プロセスの見える化や改善は、これまでも大きなビジネス課題でした。特に今日のようにすべてがデジタル・シフトしていく中で、業務プロセスの再構築や継続的な改善は、その重要性を増しています。Business Process Manager(BPM)やOperational Decision Manager(ODM)によってシステム化されたビジネス・ルールに基づいて業務プロセスを最適化させ、市場環境に応じて継続的に変化させていくことが、社員力・会社力の向上につながります。

デジタル・シフトが進む今日、重要性を増す業務プロセスの改善

一般社団法人日本情報システム・ユーザー協会の『企業IT動向調査2015』によると、IT投資で解決したい中期的な経営課題の第1位は「業務プロセスの効率化(省力化、業務コスト削減)」、2位は「迅速な業績把握、情報把握(リアルタイム経営)」となっています。ほかにも、「業務プロセスの質・精度の向上」「業務プロセスのスピードアップ」「企業間連携」など、業務プロセス改善に対する関心が高いことがうかがえます。また、Web化、モバイル化など、デジタル・シフトが急速に進む今日においては、その場・その瞬間の洞察に基づいた意思決定のために、業務プロセスの再構築、継続的な改善がさらに重要性を増していると言えるでしょう。
業務プロセスとは、例えば営業部門が受注をし、製造部門が商品を作り、販売部門が納品して、会計部門が決済するという一連の業務の流れです。こうした部門間のやり取りは従来、紙の書類やスプレッド・シートのメール送信によって行われることが多く、それらが今どんな状況なのかを把握できない、ミスによる手戻りが発生しがちといった、さまざまな課題を抱えていました。このように業務プロセスが見える化・自動化されていない状況では、他部門をはじめ取引先や消費者からの問い合わせに即答できなかったり、誤った情報を伝えてしまったりすることになり、業務効率や顧客満足度の低下を招いてしまいます。

業務プロセスを継続的に管理しPDCAサイクルをまわす

業務プロセスを継続的に管理し最適化するためには、「分析・設計」「実装・実行」「モニタリング」「評価・改善」の4つフェーズのサイクルをまわす必要があります。これにより、現状業務のボトルネックの解消、人的リソースの再配置、情報の流れの自動化などによって、業務効率の向上、ひいては、社員力・会社力の強化や顧客満足度の向上につながります。
IBMでは、以下のプロセス・トランスフォーメーション製品群により、業務プロセス改革を支援しています。
●IBM Blueworks Live[分析・設計]
どんな業務プロセスで、どこに問題があるのかといったビジネス・プロセス・モデリング機能を提供します。
●IBM Business Process Manager(BPM)[実装・実行][モニタリング][評価・改善]
短期間でアプリケーションを構築。モニタリングや効果測定など、BPMに関わる作業を単一のプラットフォームで実現します。
●IBM Operational Decision Manager(ODM)[実装・実行]
業務ルールを一元管理しシステム化。変更にもスピーディー対応します。

コグニティブとの連携により、“人”の正しい判断を支援

BPM/ODMの基本は、業務プロセスを見える化し、整流化することで業務を改善することです。とはいえ、これまでのBPM/ODMが最適化してきたのは定型化される業務プロセスが中心でした。しかし実際には、定型化されている業務ばかりではありません。特に知的な業務を処理する場合には、人による判断が不可欠になります。
そこで注目されているのが、コグニティブ・コンピューティングです。IBM Watson(以下、Watson)とBPMを組み合わせることで、文書や画像などの非構造化データを認識させ、論理的に推論し、人の判断に重要なヒントを与えることができるようになります。さらに、Watsonを継続的に学習させていくことで、精度を高めていくことが期待できます。
すでに米国のヘルスケア関連企業では、感染症の流行がどのように拡大するかを予測して、最適に処理する仕組みにWatsonとBPM/ODMを利用しています。SNSでつぶやかれる感染情報をWatsonで収集し、どの地域で感染が広がっているかを推論して、どのように拡大するかを予測。BPM/ODMで感染範囲の拡大防止をコントロールしています。
業務プロセスの最適化に、コグニティブ・コンピューティングを活用する動きは、さまざまな業種で広がりつつあります。
■プロセス・トランスフォーメーション製品の位置づけ
■プロセス・トランスフォーメーション製品の位置づけ

この記事をPDFで入手

あなたにお薦めのコンテンツ

人気コンテンツ

© OnChannel Japan Co.,Ltd. Sponsored by IBM Japan, Ltd.
pageTOP