ハイブリッド・クラウド&ソフトウェア ソリューションガイド

TOP > IBM MQ

業界標準のエンタープライズ・メッセージング・ソフトウェア

IBM MQ

IBM MQは、メインフレーム、UNIX、PCサーバー等、多様なプラットフォーム上で稼働するアプリケーション間でシームレスな連携を実現するミドルウェア製品です。業種・地域を問わず10,000を超えるお客様がIBM MQを利用しています。

■多種多様なプラットフォーム、プログラム言語のアプリケーション間でメッセージの交換が簡単に実現
■データ連携を疎結合化することが可能となり、連携先システムの稼働状況によらず連携処理を完了
■データの欠損や二重送信を排除し、信頼性の高い連携を実現
■バッチやオンライン処理等のさまざまな連携用途に対応する高い汎用性を兼ね備える
■高い性能と拡張性を持つため、小さく始めて企業全体のデータ連携基盤へと発展可能

異機種混在環境のシステム連携を簡単に実現

IBM MQはLinux、Windows、AIX、HP-UX、Solaris、System z、System i、HP NSS等、多様なプラットフォームをサポートしています。またC、C++、Java、COBOL、RPG、C#、VB等多様なプログラム言語向けに統一されたメッセージングのためのAPIを提供しています。そのため、異機種混在環境のシステム間連携を統一された仕組みで素早く簡単に行うことができます。
例えばWindows上のVBアプリケーションからメインフレーム上のCOBOLプログラムにアクセスを行ったり、System i上のRPGプログラムからIBM Notesにデータを配布するといった仕組みが実現可能です。さらにMQのAPIは言語が異なっても共通の構造を持つため、それぞれの言語の開発者同士は共通の言葉で連携の仕様について会話することができます。
もちろんJava EE標準のJMSにも標準対応しているため、Java EEアプリケーションとその他システムとの連携にも標準的に利用されています。このような特性から、メインフレーム、SAP、Notes、Java EE、.NET、VB等の多様なアプリケーション同士の連携に幅広く利用できます。

システム連携の疎結合化による運用コスト削減

IBM MQを利用するとシステム間の連携を疎結合に保つことができます。一般にデータ連携を行う場合、送信側システムと受信側システムは同時に稼働している必要があります。受信側システムが停止中は送信側システムは処理を完了することができません。さらに、現在の複雑化したITシステム環境では一つの業務を完了するためにいくつものシステムが協調して処理を行い、24時間365日ユーザーの要求に応えることもよく行われています。そのような環境では多数あるシステムの一つが停止してしまうと業務が完了できなくなってしまうため、システム・メンテナンスの時間が極端に限られたり、システムを稼働させながらメンテナンスを可能にするために高いコストが必要になる等の課題が出てきます。
IBM MQを利用するとシステム間を直接接続ではなくキューを介した疎結合の非同期連携にすることができます。受信側システムが停止していてもデータは送信側のキューに蓄積され、受信システムが復旧するとキューにたまったデータは自動的に送信され受信システムによって処理されます。送信側と受信側が同時に稼働している必要がないため、全システムを24時間365日で運用する必要がなくなり、その結果運用コストの大幅な低減が可能になります。

システム連携に最高の信頼性を提供

連携基盤に障害が発生するとシステムの全面停止につながる可能性があるため、連携基盤には高い可用性と信頼性が求められます。IBM MQは20年以上にわたりミッション・クリティカルなシステム連携を支えてきた実績があり、その信頼性や可用性には定評があります。
万一の障害時にも待機系のサーバーに引き継いで処理を継続する機構や、複数台のMQサーバーを並列に配置することで一部のサーバーに障害が発生しても遅延なく処理を他のサーバーに分散・継続する機能を兼ね備えています。障害が発生し、システムがダウンした場合でも既に書き込まれたメッセージは復旧後起動時にログから自動的に復旧されます。また、データの整合性が厳密に管理されているため、データの二重送信も起こりません。MQサーバー間で行われる通信はデータの消失、重複を防ぎ、確実に一度の転送を順序性を保持しながら行われます。さらにDB2やOracle等主要なデータベース製品との間でのXA連携にも対応しており、MQメッセージの送受信とデータベースの更新を単一の同期点で処理することが可能です。MQの提供する可用性・信頼性、データ整合機能を活用することにより、業務アプリケーションはデータ連携におけるこれらの課題に過大な労力を払う必要がなくなり、業務ロジックの開発に注力することができるようになります。

あらゆるシステム連携要件に対応する高い汎用性

IBM MQは大容量データを一括処理するバッチ処理にも、リアルタイム性が求められるオンライン・トランザクション処理にも適用できる高い汎用性を持っています。
バッチ処理においては複数メッセージをひとまとまりの処理として単一の同期点で処理できるため、リカバリー設計が容易になります。またメッセージのグループ化の機能によりレコードの順序を保証しながら大容量のデータを扱うことができます。大容量データをファイル転送する場合と比べて、レコード単位で逐次的に処理が行えるため処理時間の大幅な短縮が可能となります。
HTTPやCORBA等の技術が利用されるオンライン・トランザクション処理にもMQは広く利用されています。MQプログラムはキューにメッセージが届くと遅延なく即座に処理を行うことができ、リアルタイムのプロトコルに遜色のない高い即時性を持っています。さらにMQは同報配信、トランザクション制御、送達保証、順序性、非同期連携等、HTTP等他のリアルタイムのプロトコルでは苦手な要件にもしっかりと応えることができます。例えばHTTPのプログラムが苦手とするサーバーからクライアントへのリアルタイムのプッシュ配信もMQでの実装は容易です。
このように、システム連携技術にMQを選択しておくと、多種多様な連携要件を単一の技術で実現することができます。

関連リンク
さらに詳しい情報は


この記事をPDFで入手

あなたにお薦めのコンテンツ

人気コンテンツ

© OnChannel Japan Co.,Ltd. Sponsored by IBM Japan, Ltd.
pageTOP