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自社サービスのAPIを公開することで、消費者やパートナーとの接点を拡大「APIエコノミー」による新たなビジネス・チャンス

API エコノミー (コラム)

規模や業種を問わず企業は新たな収益源の開拓、新規顧客やパートナーの獲得により、ビジネスを成長させていかなければなりません。それを実現するための1つの方法が、自社が持つサービスのAPIを公開する「APIエコノミー」です。APIが消費者やパートナーとの接点となり、自社のビジネス・チャンスを拡大します。

破壊されつつある業種・業界の垣根

今日、モバイルとクラウドというデジタル・テクノロジーの急速な普及により、これまでの業種・業界の垣根が破壊されようとしています。そこに商機のあるビジネスがあれば、まったく違う業種・業界の企業がモバイルやクラウドのテクノロジーを活用して新たなサービスを展開することも可能になっているのです。

このように異業種・業界を容易に飛び越えてビジネスに新規参入してくる企業は「ディスラプター」―すなわち“破壊者”と呼ばれています。その業種・業界でビジネスを展開する企業がディスラプターを迎え撃つには、競合他社が成功したのを見て、安全性・収益性を確認してから追随するのでは遅すぎます。もはや企業は、旧態依然とした業種・業界の既得権益の中で安穏としてはいられない状況だと言えるでしょう。

自社のAPIを公開しシェア。ビジネス・チャンスを獲得する

変化が著しい利用者の要望に応えるサービスを提供するには、危険を顧みることなくイノベーションに取り組む必要があります。従来のように巨大なプログラムをウォーターフォール型で開発していたのでは間に合いません。必要な業務ロジックだけを小さく作り、必要なものを組み合わせてシェアしながら利用することが求められます。

APIエコノミーは、こうしたシェアリングの発想から生まれました。企業は自社の持つサービスにAPIという接点を用意し、パートナーなどの第三者がサービスを利用できるようにします。そのサービスが役に立つかどうか分からなくても、異なる業種・業界からは価値のあるサービスに見えるかもしれません。商機の可能性を広げるためにも、サービスをAPIとして公開するのです。

IBMは、APIの設計・作成から、公開、管理・保護まで包括的にご支援

このようなAPIエコノミーの成功事例は、すでに豊富に存在しています。例えば、北米のあるネット中古車販売サイトは、自動車販売会社のAPIを利用して自動車の在庫を利用者に提供し、購入者に対しては銀行ローンや保険会社のAPIを使って契約が結べるようにしています。この会社は自動車の在庫を一切持っていないにもかかわらず、サイトで自動車を容易に購入できるため、利用者が集まります。つまり、他社が提供するAPIをつなぎ合わせるという、コンシェルジュ的なビジネスで収益を上げているのです。一方、APIを公開する企業は、自社で営業活動を行わなくても自動的に契約が成立するというメリットがあります。

IBMでは、APIエコノミーの戦略策定から、設計・作成、公開後の管理・保護まで、トータルにご支援しています。IBMのAPI ConnectはAPIを作成しゲートウェイに公開することで安全なアクセス管理を提供し、公開後のAPIの利用状況を監視することもできるツールです。また、APIエコノミーへの参加も、「IBM Bluemix」のAPI Connectを利用して容易に開発・公開することが可能です。誰がいつ、どのAPIを何回利用したかという情報も管理できるため、APIを有償で公開したいというニーズにも対応できます。APIエコノミーに必要なテクノロジー基盤は、すべてIBMがご用意しています。
■API活用の狙い
■API活用の狙い

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