ハイブリッド・クラウド&ソフトウェア ソリューションガイド

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APIの作成・保護・実行・管理を圧倒的なスピードで実現する、包括的なAPI基盤ソリューション

IBM API Connect

モバイルやクラウド、B2B等への対応のため、企業に対するAPI開放圧力は高まり続けています。IBM API Connectは直感的なユーザー・インターフェースと実績あるゲートウェイ・アプライアンスによって、セキュアかつコントロールされた企業APIエンドポイントの作成・保護・実行・管理を可能にします。

■簡単操作でのAPI公開:APIの作成から公開まで、コーディング無しにWeb GUIから簡単に設定することができます
■開発者ポータル:カスタマイズ可能なポータルでAPI仕様の公開やアプリ・キーの発行、開発ユーザー管理を実現できます
■セキュリティー:暗号化、認証、アプリ・キー管理、OAuth2.0サポートなど、多様なセキュリティー機能をゲートウェイ上に実装
■実績あるゲートウェイ:長年に渡りWebサービスを保護してきた実績を持つ、堅牢かつ高性能なDataPowerを活用
■柔軟な提供形態:オンプレミスやIaaSの専用環境やBluemix上のSaaSサービスとして利用可能。相互移行もシンプルに

IBMのベスト・プラクティスに基づいて設計されたAPI基盤

GoogleやTwitterなど早くからAPIビジネスを推進してきた一部企業を除き、API公開は企業にとって新たな取り組みとなります。かつてオンライン販売がそうであったように、セキュリティーへの懸念やスケーラビリティーの確保、API利用状況の分析やバージョン運用など付帯的な検討事項は尽きません。APIによってビジネス上の目的を達成するためには適切なAPIを適切なタイミングで公開することが重要ですが、多くの企業では技術的ノウハウの蓄積が無く、API公開は必要以上に大きなチャレンジとなりがちです。
IBM API ConnectはIBMが長年にわたって自ら製品APIを開放し、お客様のAPI公開をお手伝いしてきたIBMのベスト・プラクティスを組み込んだ包括的なAPI基盤ソリューションです。豊富な機能でAPIライフサイクル全般に求められる機能を提供し、お客様が「どのようにAPIを公開するか」ではなく「どのようなAPIを公開するか」の企業競争力の本質的な検討に注力することができるよう支援します。また今日のハイブリッド・クラウド環境におけるお客様の多様なニーズに合わせて、オンプレミス、プライベート・クラウド、パブリック・クラウド(SoftLayer)、SaaS(IBM API Connect on Bluemix)の中から柔軟に導入形態を選択することができ、これらの間でAPI定義を相互に移行することも可能です。

APIマネージャー:APIプロバイダーに必要な機能を提供

IBM API ConnectはAPIプロバイダーがAPIを作成・公開・管理するための専用ツールとして、APIマネージャーを提供します。APIプロバイダーはAPIマネージャーを使用することで一切コーディングを行うことなくRESTやSOAPのAPIを作成・開放することができます。APIマネージャー上ではAPIの仕様を規定するためにサンプル・メッセージやSwaggerファイル、WSDLなどを活用することができ、また作成したAPIのバージョン管理を行うことが可能です。認証(Basic認証等)や認可(OAuth等)、流量制御といったAPIを外部へ公開するにあたって必要なポリシー定義もAPIマネージャー上から行うことができ、またAPI公開時には仕様の公開範囲や利用時における承認の要否なども指定可能です。一般的にAPIは公開後も固定化されるものでは無く、利用者の要望やサービスの拡充、時代の変遷とともに柔軟に変化する必要がありますが、APIマネージャーではAPIのバージョン管理もご利用いただけます。さらには分析機能を活用することで、APIが利用された後に誰が、いつ、どのAPIをどれだけ呼び出したかなどマネタイズのための基礎情報を収集したり、可視化する機能も提供されます。これらの機能を利用することでAPIプロバイダーは迅速に、かつ継続可能な形でAPIを公開し、それらの稼働状況を把握することが可能となります。
■IBM API Connect が提供する API 基盤機能
■IBM API Connect が提供する API 基盤機能

開発者ポータル:開発者の支持を左右するAPIの顔

IBM API Connectはアプリケーション開発者(APIコンシューマー)向けの専用ツールとして開発者ポータルを提供します。アプリケーション開発者は開発者ポータルへアクセスすることで、自らに公開されているAPIのカタログを閲覧することができ、これらの詳細なインターフェース仕様やサンプル・メッセージ、コード・スニペット、テスト・ツールなどを利用することができます。これらのAPI情報はAPIマネージャー上の定義から自動的に生成されるため、実装とドキュメントは常に整合が取れています。またAPIを利用するためのアプリケーション・キーの発行や、事前承認が必要なAPIに対してはその場で利用枠を申請することも可能です。
アプリケーションの開発時にはAPIに関する質問をフォーラムに投稿したり不具合を報告するためにサポート・チケットをオープンしたりすることができ、アプリケーションが完成した後には自らの作成したアプリケーションがどのAPIをどの程度利用しているか分析することも可能です。またアプリケーション開発者とAPIプロバイダーの間の良好な関係性を維持するためにはAPIをサポートするフォーラムやチケットの仕組みも必要となります。開発者ポータルはAPIプロバイダーとアプリケーション開発者を繋ぐ、APIエコノミーにとって欠かすことのできないコンポーネントです。

ゲートウェイ・サーバー:安全で高性能なAPIランタイム

IBM API ConnectはAPIを実際に実行時に処理するエンジンとしてAPIゲートウェイを提供します。APIゲートウェイはクライアント・アプリケーションからのリクエストを受け取り、さまざまなポリシーや設定に基づいてメッセージを処理し、バックエンドのサービスを呼び出すと同時に、分析機能のためのログなどをする役割を担います。APIゲートウェイは通常インターネットからアクセスされるため、さまざまな攻撃に晒されることを念頭に置いて注意深く実装されている必要がありますが、IBM API ConnectのAPIゲートウェイ・コンポーネントは業界最高水準のセキュリティー・ゲートウェイ・エンジンであるIBM DataPower Gatewayを採用しています。IBM DataPowerの堅牢性や高速なデータ処理機能は既に世界2000社以上のお客様で実証されており、米国の政府機関や中東の軍事機関など、今日の世界で最もセキュリティーを求められるAPIを保護しています。
■デジタル IT をサポートする API アーキテクチャー
■デジタル IT をサポートする API アーキテクチャー

開発者ツールキット: 高速でアジャイルなAPI実装

歴史のある企業では、データは古いアプリケーションや業務パッケージ上など、API化されていない状態でSystems of Record(SoR)内に存在している場合があります。モバイル開発においては、しばしばこれらSoR上のデータへのアクセスが課題となってきました。すなわち既存のデータをAPI化するための設計や開発に非常に多くの時間を要し、また必要な知識やスキルセットが異なるためモバイル開発とは異なるチームを組織する必要があり、モバイルが本来もつスピードやコスト上のメリットを十分に生かしきれない状況が生まれていました。IBM API ConnectではNode.jsやLoopbackテクノロジーを活用した開発者ツール・キット、および軽量・高速なランタイム環境が提供されます。これによって素早く、最小限のコーディングでSoR内のデータのAPI化することが可能となりAPIの実装リード・タイムや保守工程が簡素化されることで、API提供者は本来重視すべきサービスそのものの検討により注力できるようご支援します。またより高度な要件への対応や、単に熟練開発者の生産性向上のために直接コードをカスタマイズすることも可能です。

多様なニーズを満たすエディションとライセンス体系

IBM API Connectはお客様のご要望に応じた柔軟なオファリング形態や料金体系を提供しています。まず本オファリングはBluemix上のSaaSとしてのご提供の他、IaaSやオンプレミスを含めた、お客様自身のご用意されたプラットフォーム上での稼働が可能です。また多様な市場のニーズに対応するため、APIの呼び出し量やゲートウェイに対する要件に応じてEssentials、Professional、Enterpriseの3つのエディションから選択いただけます。サブスクリプションによる従量課金はSaaS、オンプレミスの両オファリング形態でご利用いただくことができ、またIaaSやオンプレミスでは無制限のAPI呼び出しが可能となる買い取り型の永久ライセンスも選択いただけます。IBM API ConnectではIBMの提唱する"Choice with Consistency(一貫性ある選択性)"のコンセプトに基づき、企業のAPIビジネスの成長とともに必要十分なAPI基盤機能を、必要な場所で、一貫したユーザビリティーとサービスで享受しつづけることが可能です。
■IBM API Connect の機能コンポーネント
■IBM API Connect の機能コンポーネント

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